クロムハーツ風のペンダント+デヴィ婦人風リング
スポーンサードリング
新しく注文が来たのは、クロムハーツ風の
ペンダントを作って欲しい、と言う依頼です。
クロムハーツ風と言うのは、自分の中で最も
苦手とする分野で、それはデザインの問題と
なります。 なぜ難しいのかと言いますと、
どれだけデザインを描いてもクロムハーツに
なってしまうからです。 あくまで雰囲気
がクロムハーツのようになれば良いのですが、
描けば描くほどクロムハーツに近づいてしま
い、最終的にクロムハーツとうり二つ、と言
うデザインが今までたくさんありました。
クロムハーツの写真をコピーして、その上か
ら変更点を付け加えて行く事は簡単なのです
が、それをしてしまうとあくまで土台が
クロムハーツとなってしまうので、独自性が
無くなってしまいます。 ですので、今回も
頑張ってデザインをやって行こうと思います。
クロムハーツは、シルバーアクセサリーとし
て初めて世間的にハイブランドとなった
ブランドですので、やはり作りの精巧さ等で
はなく、多くの人に憧れられるデザインと価格
の設定があったのだと思います。
クロムハーツ風のアクセサリーのデザインを
描く時は、まずお客さんとクロムハーツのど
のデザインが好みなのかを話し合います。
十字架が好きなのか、唐草の様なトライバル
が好きなのか、クロムハーツの文字体が好き
なのか、まずはそこから話をして行きます。
例えば十字架が好きだと言う場合、他の
ブランドの十字架の写真も見てもらい、その
他のブランドの写真の中で気に入る物は有る
か、も確認させてもらいます。 そうすると、
段々とお客さんの好みの傾向が分かって来て
いったいどのようなアイテムを好むのかが、
分かります。 そこからデザインを描いて
いくようにしています。 最初の段階で見て
もらう画像は20~30枚ほどです。その中から
気に入る物を選んでもらうと、お客さんの
好みの傾向が出て来ます。 実はこれ、お客
さん自身も驚かれるのですが、自分の好み
がはっきりと出るようです。
また、同じく頼まれたのは、大きな四角い石
を使った指輪です。 デヴィ婦人や叶姉妹が
着けているようなイメージと言えば分かり安
いかと思います。 これはわりと得意な分野
でして、石ありきのデザインとなりますので、
まずは石選びが重要となって来ます。
今回は、1辺が1,5cmはある大きなアメジスト
を使います。 あの紫の石ですね。
お寺に飾って有ったり、数珠などに使われる
事も多いので、年配の方が使われる石と思わ
れる方も多いですが、実はアメジストは磨く
と深い紫になり、非常にキレイな石です。
イメージ的には下記の様な感じをメンズ用に
していく感じとなります。
大きな石を使うリングで一番気を遣うのは、
光の取り入れ方です。 当然石が目立つの
でセンターに持ってきますが、アメジスト
は透明度の高い物を使いますので、どれだ
け光を入れられるかを考えねばなりません。
かと言ってリングの土台部分を削りすぎては
貧弱な印象になりますので、そこはバランス
を取りながら、折角の石の見栄えがするよ
うに考えます。
ぜひ、ご興味のある方はアクセサリーの
ご相談を下さい。一生ものを作り上げて
行きましょう。
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