香港で失敗しないラーメン


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海外に輸出する日本の食材の割合ですが、

JETROのデータによりと、2016年12月の

構成は、

香港:24.10%

アメリカ:14.40%

台湾:12.80%

中国:11.30%

韓国:6.70%

タイ:4.80%

となっています。

https://www.jetro.go.jp/ext_images/industry/foods/export_data/pdf/2016/country_201612.pdf

 

香港は、断トツで多く、その理由としては

香港に日本食店が多いのと、中国南部地域

への輸出と言われています。 つまり、

食材の中継地点の意味も有ります。

 

しかし、香港で日本食店が多いのも事実です。

吉野家のようなファーストフードから

銀座寿司店や天ぷら店、なだ万のような

懐石のお店も出店しています。

 

ひと昔前までの海外にある日本食店は、

ラーメンから寿司、焼きそばから鍋料理まで

あるようなオールマイティなお店が主流でした。

 

しかし、今の香港でウケているお店は、

日本と全く同じ店が主流です。

牛丼なら吉野家、ラーメンなら一蘭、など

日本から本物が出店しないとウケない、と

言われています。

 

また、香港は家賃が高いので、集客が無いと

継続するのも難しく、日本の有名店であろうと

香港人が美味しく無い、と判断すればすぐに

撤退していくお店も多いです。

 

一つだけずっと長い事香港人に親しまれて

失敗が少ない、と言われている業態があります。

それは、豚骨ラーメン店 です。

 

香港に豚骨ラーメンが上陸したのは、

味千ラーメンです。

味千ラーメン JapanSite:企業案内

1994年に味千ラーメンは香港に上陸しました。

 

そこから23年、今では

www.ippudo.com

www.n-nagi.com

mita-seimen.com

www.matsuichiya.com

 

など全国のラーメン屋が香港に出店をしています。

ではこの中で香港人が一番歓迎したのは、と

言いますと、凪が手掛けた豚王と一蘭ではない

でしょうか。 連日何時に行っても並んでおり、

一蘭は日本と同じく24時間営業ですが、

夜中や朝方まで並んでいたのを覚えてます。

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味千ラーメンから続く香港での豚骨ラーメン好き

は既に定着したものと考えられ、次はラーメン店を

出店する立地の競争になる気がします。

 

ちなみに、香港の日本ラーメンブームの後に

日本のカレーブームが来ると言われていましたが、

結果2・3の大手が出店して終わりとなりましたので、

恐らくブームは来ないと思われます。

 

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