27ctのダイヤモンド
スポーンサードリング
ダイヤモンドは主に、アフリカ諸国・ブラジル
で採掘されています。
以前はインドも多かったですが、現在はさほど
採掘量は多くありません。
では、採掘された原石はどこに行くかと
言いますと、主にベルギーのアントワープに
世界のダイヤモンドの80%が集まると言われて
います。 小便小僧の像がある国ですね。
そして、このアントワープで原石は研磨され、
取引所へと持ち込まれ、世界中のバイヤーやブランド
が購入し、各ブランドのアクセサリーにセットされ、
百貨店などに並ぶ事となります。
では、残りの20%はどこで研磨されているのかと
言いますと、主にインドです。 以前はダイヤモンドは
ユダヤ人の商売と言われて来ましたが、アントワープ
でも、もちろん香港でもダイヤモンドの商売をしている
人はインド系の人が多いです。
取引所を通ったダイヤモンドは信頼性も高く、
出来も素晴らしいと思いますが、その分値段が高いです。
そこでインドで磨いたダイヤモンドを手に入れると
同じレベルのものでも、値段がグッと落ちます。
なぜなら、日本で製造した車と中国製で製造した車を
単純比較した場合、当然中国産の方が安くなります。
これは、人件費などの問題で、誰もが知っている事です。
これと同じ理屈で、ダイヤモンドと言えども、
発展途上国で磨いた方が安く上がります。
末端の消費者にとっては、きちんと磨かれてさえいれば
ベルギーだろうが、インドだろうが構わない、
と言う人も多いと思います。
ですので、我々はオーダーメードでアクセサリーを
作る場合、予算によってベルギー・インドを使い分けます。
安くて良い物であれば産地を気にしない方もいます。
折角なので、ベルギー産にこだわりたい方もいます。
予算によって、ダイヤモンドのレベル以外に加工地も
工夫し、よりお客さんの満足度を高める努力をします。
これは当然ですよね?
そして、以前扱ったダイヤモンドの中で一番高価だった
のは、27ctのエメラルドカットのダイヤモンドでした。
数千万円でした・・・。ここまで行くと博物館級ですね。
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