中国香港の偽物シャネル・ヴィトン・エルメスなどブランド事情について調べてみました 


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偽ブランドと言えば、韓国・中国・タイなど途上国

に行けば、だいたいどこでも似たような物が市場に

並んでいたりします。

 


 

香港でも当然のように偽ブランドは売っています。ではどのような流れで売って

いるのか説明をしますと、香港に来る偽ブランドは、中国本土の南部で作られて

いると言われています。

 

東莞 → 深セン → 香港 の順に入ってくると言われています。

 

東莞は広東省や世界でも有数の工場地帯で、日本の有名企業もそこに工場を持って

いる場合も多く、大小さまざまな工場が乱立している地域です。

 

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東莞は偽物を作る工場は知っていますが、どこで小売りで売っているかは知りま

せん。

 


 

広州では、カバン市場や洋服市場がありますので、そう言った市場に行けば、

だいたいの市場に偽物を扱うお店が入っています。

(市場によっては半分以上が偽物を扱うお店の場合もあります)

 

一見、オリジナルを売っているようなお店でも、プラダ・ヴィトン・エルメス、

などが有るか聞けば在庫を取りに行ってくれます。 恐らくお店には偽物を

置かず、近くの倉庫にでも在庫が有るのでしょう。

 

 

だいたいが、広州駅の近くだったりしますので、新市街ではなく旧市街の方に

なります。 広州駅から徒歩圏内に洋服市場や時計市場が有りますので

その辺りを歩けば、発見する事は出来ます。

 

 

もちろん中国本土でも偽ブランドの製造は違法ですが、さほど厳しくない

取り締まりの為、工場地帯では、わりと大々的に製造がおこなわれています。

以前、仕事の外注先に行った時に堂々と一流ブランドのキーホルダーを製造

していたのを見た事もあります。 コピー品を作れるだけの技術はある、と

言う変な意味での技術料の高さの証明でもあります。

 


 

また、深センから香港への偽ブランドの輸入ですが、香港は自由貿易でさほど

荷物の検査をしないので、輸入はそれほど難しく無いんだと思います。

と言いますか、深センから香港に入る場合の税関チェックは、どちらかと言う

と、多額の現金を持っていないか、危険物を持っていないか、のチェックが

主流かと思います。 1個2個中国から香港へ偽物を買って持ち込んでも、恐らく

税関では何も言わないような気がします。

また、香港側の税関は、さすが香港、ほとんど何もチェックをしません。

 

そして、香港では、チムシャチョイなどの繁華街を歩いていれば、偽ブランドを

買いませんか? と外国人に対して声をかけて来ます。

有名なのは、重慶マンションの前ですね。 日本人と見られれば、たくさんの

声を掛けられます。

噂では、そこから路地裏の一室に連れて行かれて結構な金額を請求される、

との事です。

 

モンコックのような下町の露店でも買えると言われています。

 

東莞で買うと100円だとすると

広州では200円

深センで300円

香港では600円

そしてそれが日本に行くと3600円になると思っていただいて結構です。

そこにはやはり輸送料と税関を抜ける為の危険料みたいなものが入っている

のでしょう。

 

北京・大連を経由して韓国にも偽ブランドが流れている、と聞いた事もあります。 

韓国で売られている偽ブランドは主に上海や大連経由で入っているとも

言われています。